盛岡市の婦人科|畑山レディスクリニック 

性感染症

性感染症とは

盛岡市でクラミジア検査などの性病検査は、畑山レディスクリニックへ

少しでも異変を感じたら・・・

性行為によって感染する疾患を、性感染症(STI:Sexually Transmitted Infections)といいます。
(一部、性行為以外でも感染及び発症する疾患もあります)

感染すると身体に様々な症状が出てきますが、疾患によっては全く症状が出ないまま進行してしまう方も多いです。
特にクラミジアや淋病は、近年若者間でも感染者が増加しています。

性感染症は日常の予防がとても大切であり、定期的に健診を受けておくことで、早期発見が可能となります。

注意点
  • 尖圭コンジローマ
  • ヘルペス

以上の疾患のように、症状が出てからでないと検査ができない疾患も御座います。
少しでも異変を感じた際には、早めに医療機関を受診するようにして下さい。

ご相談の多い疾患・症状

盛岡市でクラミジア検査は、畑山レディスクリニックへ

クラミジア

特 徴

クラミジアは、若者の性感染症の中でも最も多い疾患です。
クラミジア・トラコマチスという菌が、尿路や性器咽頭に感染することで発症します。
性行為だけでなく、オーラルセックスなどの行為で粘膜に感染します。

男性は咽頭や尿道、女性は膣内に症状がでます。

症 状
  • 尿道から膿がでる・痛みがでる(男性)
  • おりものが増える・腹痛(女性)

感染してから、数週間で症状がでるといわれています。
一方で、無症状のために気づかない方も多いです。

治 療

抗生物質・抗菌剤を1回内服して頂きます。
2~3週間後、再度ご来院頂き、症状が完治したかを再検査させて頂きます。

注意点

クラミジア感染は、その他の感染症(HIV等)の感染率がとても高くなります。
特に女性は、不妊や子宮外妊娠の原因になります。

感染症の放置はとても危険です。早めに受診するようにしましょう。

淋病(りんびょう/淋菌感染症)

特 徴

近年、クラミジアと同様に増加している性感染症です。
性行為やオーラルセックスで感染します。

(ごく稀なケースですが、タオルなどからの感染事例もあります)

症 状
  • 排尿時や勃起時などに激しい痛みを伴う(男性)
  • おりものが増える(女性)
  • 熱っぽい風邪のような症状(女性)
  • 下腹部痛(女性)

比較的早く発病する疾患であり、個人差はありますが数時間〜数日で身体に異変を感じることが多いとされています。
しかし、クラミジアと同様に、自覚症状がない方も多いです。
他の病気(風邪など)と勘違いしてしまうことが多い疾患なので、注意が必要です。

治 療

抗生剤点滴1回で治療する事ができます。
2~3週間後、再度ご来院頂き、症状が完治したかを再検査させて頂きます。

注意点

淋病はクラミジア同様、放置していると不妊症や子宮外妊娠の原因になります。
少しでも気になる症状がある場合は、すぐに受診しましょう。

梅毒(ばいどく)

特 徴

梅毒は、梅毒の病原体である梅毒トレポネーマによって起こる感染症です。
感染する原因としては、性行為・オーラルセックスでの皮膚や粘膜の傷口からの侵入が多いとされています。

症 状
  • 感染したところの皮膚や粘膜に発疹がでる
  • 太ももの付け根が腫れる
  • 湿疹・発熱などの症状がでる

感染する場所としては、性器・口腔・肛門・手指など、様々です。
比較的早く発病する疾患であり、個人差はありますが数時間〜数日で身体に異変を感じることが多いとされています。
しかし、クラミジアと同様に、自覚症状がない方も多いです。
他の病気(風邪など)と勘違いしてしまうことが多い疾患なので、注意が必要です。

治 療

症状と、感染してからの経過時期によって治療法が異なります。

注意点

感染後、長い期間放置してしまうと、内臓や神経にまで重い症状が出てしまうこともあります。
いずれにせよ、早期の受診をこころがけましょう。

ヘルペス

特 徴

ヘルペスウイルスによって発症する性感染症です。
感染する原因としては、性行為やオーラルセックスが考えられます。

症 状
  • 違和感やかゆみを感じる
  • 激しい痛みを感じる
  • 赤くなったり、水ぶくれのようなものができる

発症する場所としては、
【男性】亀頭・包皮・陰茎体部・お尻など
【女性】外陰・膣の入り口・お尻など
以上が考えられます。

しかし、約70%の方が無症状であるとされており、感染しても気付かない方も多いです。
(症状は、男性よりも女性が出やすい傾向にあるといわれています)

治 療

初発の症状であれば、抗ウイルス薬10日間服用して頂きます。また、軟膏を塗布するなどの治療を施します。

注意点

1度感染してしまうと、風邪や疲労等による免疫力低下によって、発症を繰り返すことがあります。

トリコモナス

特 徴

トリコモナスは、原虫が性器内に入り込み炎症をおこすものです。
性行為による感染が多いとされていますが、下着やタオル・便器・浴槽等でも感染の可能性があります。

症 状(女性のみ)
  • 膣炎・子宮頸管炎・尿道炎といった症状
  • ニオイのある黄色いおりもの増加
  • 性交・排尿時の不快感
  • 女性器のかゆみ・痛み・灼熱感

この感染症も無症状の方が多く、約50%以上の方は感染に気付かないことがあります。

治 療

抗原虫薬の服用や膣剤の使用で治療します。

注意点

男性に症状が出ることはほとんどありません。
しかし、男性が感染している場合は、再度、女性に感染してしまう可能性も考えられます。
パートナーと一緒に検査・治療を行いましょう。

また、性行為の経験のない女性や幼児にも感染する可能性があります。
合わせて注意が必要です。

カンジダ

特 徴

カンジダ症は、カンジダという真菌が性器に感染して生じる感染症です。
カンジダはカビの一種とされており、元々、膣や口にも存在する菌です。

他の性感染症と性質が異なり、感染経路は性行為だけではありません。
免疫力の低下によって菌が増殖して症状が現れることもあります。

症 状(女性のみ)
  • 外陰部にかゆみが出る
  • おりものが白いカッテージチーズのような塊になることがある

男性に感染した場合、症状はほとんど出ません。

治 療

抗真菌剤の軟膏の塗布や膣剤などで治療します。
この感染症は慢性化して繰り返すことが多いです。

症状が出た際には根気強く、治療を行うことが大切です。

注意点

性行為の経験がない女性でも発症することがあります。

尖圭(せんけい)コンジローマ

特 徴

尖圭コンジローマは、性行為で感染しますが、性行為以外の原因で感染する事例もあります。
そのため、性経験のない女性、また幼小児にも発生することがある感染症です。

症 状(男女ともに)
  • 性器や肛門のまわりにイボができる

症状が進行するとイボが肥大し、数も増えてきます。

治 療

ウィルスの増殖の抑制が必要です。
ベセルナクリーム(尖圭コンジローマ治療薬)を塗布して治療します。

注意点

包茎の人には、尖圭コンジローマが多いといわれています。
男性の方は、再発を予防するためにも包茎手術が推奨されます。

エイズ/HIV

特 徴

エイズは、性行為によってエイズウィルス(HIV)に感染し発症します。
性行為以外にも血液感染・母子感染があります。

身体の免疫力が低下し、様々な病気に罹りやすくなります。
海外生活が長い方は、事前にチェックをされることをおすすめ致します。

症 状(男女ともに)
  • 発熱の症状がでる
  • のどの痛みの症状がでる
  • 関節痛などの症状がでる

感染後2~3週間に症状が出始め、その後、数週間で治まることが多いです。
何も症状が出ない期間が数年続きます。(個人差はあります)

治 療

1度感染すると、完治することはできません。
薬で発症を抑えたり、症状の進行を抑えたりる必要があります。

注意点

治療をせず、そのまま症状を放置していると、様々な病気にかかりやすくなります。
それらの病気がエイズ指標疾患に当てはまると「エイズ発症」と診断されます。

B型肝炎

特 徴

性行為によりB型肝炎ウイルスに感染したことが原因で起こる肝炎です。
また、母子感染もあります。(現在は生後すぐにワクチンができます)

症 状(男女ともに)
  • だるさ・食欲不振の症状
  • 発熱の症状
  • 濃い色の尿が出る
  • 身体や白目が黄色っぽくなる

感染から1~2ヵ月後に、上記のような症状がでるとされておりますが、ほとんどの方が無症状で経過することが多いです。

治 療

一般的には、安静にしていれば2~3ヶ月で自然に治ります。

注意点

肝臓の炎症が強くなり死につながる病になることも0ではありません。
異常を感じたら、早めの受診が必要です。

C型肝炎

特 徴

C型肝炎ウイルスの感染が原因で起こる肝炎です。
主に血液から感染します。(性行為による感染確率は低いです)

症 状(男女ともに)
  • だるさ・食欲不振の症状
  • 発熱の症状
  • 濃い色の尿が出る
  • 身体や白目が黄色っぽくなる

感染から1~2ヵ月後に、上記のような症状がでるとされておりますが、ほとんどの方が無症状で経過することが多いです。

治 療

患者様の症状に合わせて、抗炎症療法や抗ウイルス剤の投与を行います。
軽度な場合は「食事療法による安静」という選択肢が取られます。
(症状によっては、消化器内科の受診を推奨させて頂きます)

注意点

症状は重くないとされていますが、感染者の約70%が【肝硬変から肝臓がんに進む】可能性が高い疾患です。

性感染症(STI/性病)の検査費・治療費

性感染症(STI/性病)

1回 約4,000円

※治療は内服・点滴により行います。感染症の種類によって異なりますが、すべて保険診療で受診できます。

 

患者様へのメッセージ

日常的な予防と定期検診が大切です

盛岡市で性感染症のご相談は、畑山レディスクリニックへ

性感染症(STI/ 性病)は、不妊などの原因にもなり得る症状のため、男女共に注意が必要です。特に女性の方は、将来、妊娠や出産を経験していく中で大きく関わっていく病気です。

性感染症は、人に相談できなかったり、恥ずかしいと感じてしまったりする方が多いと思います。その結果、なかなか検査・治療に踏み込めないこともあるのではないでしょうか。

少しでも身体に異変を感じたら、早めにご相談して頂けると幸いです。

また、日常的に予防を意識することも大切です。そして、定期的な健診も実施できると理想的です。新しく彼氏ができた時や、結婚を意識し始めたタイミングに、婦人科系の検査をおすすめ致します。あなたの大切なパートナーのためにも、しっかりと検査をするようにしましょう。

当院では、結婚を意識した女性のためのブライダルチェックも実施しています。
お気軽にご相談下さい。

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